咀嚼の大切さについて
いよいよ梅雨入りしました!
皆さん、元気にお過ごしでしょうか。
ところで、最近の子供は顎が小さく、歯並びに問題のあるお子さんが増えていて、矯正をする子供の割合が増えているそうです。
ハンバーグやスパゲッティなど、やわらかいものばかり食べている食習慣で、あまり噛まずに飲み込んでしまうのにも一因が。
かく言ううちの姉も歯並びが悪く、一年生の冬から始めました。
クラスにも数人いるそうです。
「わたしの入れ歯~」と言い合いっこしているほどの仲間がいるおかげで、すんなり受け入れてくれました。
歯の矯正治療の方法にはいくつかありますが、娘は「床矯正」という保存的矯正治療を基本とした、未発育な顎を床矯正装置により適切に拡大し歯を移動する、といった治療をしています。
今回は栄養士視点より、噛むことの大切さについてお話できればと思います。
噛むことによる利点はたくさんあります。
・顎が発達し、歯並びが悪くなりにくい
・脳の発達を促す
・満足感や満腹感が増し、肥満を防ぐ
・食べ物を細かくかみ砕くことで、食べ物の栄養成分を吸収しやすくなる
・唾液の分泌が増え、唾液の洗浄効果により虫歯予防につながる&口臭を防ぐ
・小顔効果(!!)
咀嚼は一口30回が理想です。
毎日時間に追われてお忙しいとは思いますが、たまにお子さんとお食事しながら、一緒になって噛む回数をカウントしてみてはいかがでしょうか(^^♪